読みました「スイングアウト・ブラザーズ」

スイングアウト・ブラザーズ、表紙2

スイングアウト・ブラザーズ
石田衣良著

同時に彼女に振られた、さえないアラサー男3人が、モテ男講座を受けるというもの。

講義を受けたり、エステを受けたりするうちに、なぜ以前の自分は女性とうまく行かなくなったのかを考えるようになっていきます。エステサロンの経営者である、美人の先輩に耳を傾ける彼らは、自分の劣等感に立ち向かいます。

作者の、女性に対する優しい考えがあふれているようで、爽やかな読後感。モテない3人が、綺麗な女性を怖がっているところが滑稽で、愛らしくも感じます。

日本の少子化は、男性に問題があるのか、女性のせいなのか。現場が頑張るしかないんだけど、真剣に頑張るほど笑えてくる。

彼と喧嘩しそうになった時、ちょっと読み返してみると、男性も大変なんだなあ、と思えるかもしれない。


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読みました「うずら大名」

うずら大名、表紙

うずら大名
畑中恵著

しゃばけシリーズでおなじみの畑中恵作、今度はイケメン大名がトラブルを解決します。涼やかな顔で大名という身分もありながら、ふてぶてしいタフガイな主人公がかっこいい。

可愛いうずらを巾着に入れて持ち歩いていたり、若き日の道場仲間を身分を超えて助けたり、派手で気持ちのいいお話ですが、読み終えてみると、犯人が他人の人生に羨んで間違いを犯した切ない感じが残ります。人生はどう転ぶのかわからない、大名になったって、幸せとは限らない。そう感じました。

「なぜ大名になど、なりたいのか」

と、登場している大名は言いました。3人の大名が。

江戸時代も後半になると、財力を持つのは大商人や豪農で、武士は体面を保つためにいつも資金繰りに困るようになります。

農民だって名主になれば、その富に対して村人に責任がのしかかります。

次男三男の集まりである剣術道場は、養子先が見つからないものばかりで、身分が関係ない良さがあったものの、不意にラッキーで大名になったり、豪農として名主をついだりした者が出ると、関係が一変する。いや〜な流れの話です。

最後に、泣き虫の名主が男泣きに泣くところで、ほんの少し救われた気がしました。


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読みました「マンモスと謎の原始人(マジックツリーハウス4)」

マジックツリーハウスマジックツリーハウス4、表紙

小学2年生の息子も、やっと自分から本に手を伸ばすようになりました。絵本じゃなくて、本が好きになってくれるように願っていましたが。。。。

嬉しい。。。長かった。。。

ふりがな付きなので、低学年の読書初心者にもおすすめ

自分でも読みますし、寝る前に「この本読んで〜」と持ってくるようになりました。漢字にふりがながあるので、子供が自分で読めると安心したのではないかと思います。ふりがなは、必要ないと思っていたのですが、今のところ、本を読もうと思ってくれるだけでもよしとしよう、と思うようになりました。

クロマニヨン人って?

読み聞かせていると、大人も楽しいとわかってきました。

主人公の兄弟は、本が好きなんです。タイトルの原始人というのはクロマニヨン人のことで、兄の方の男の子は、本でクロマニヨン人のことを調べながら冒険します。

主人公たちは冒険しながら、クロマニヨン人について、マンモスについて、氷河期について知識が増えていきます。

クロマニヨン人は、それまでの人類よりも道具を作り出すことが非常に上手だったそうです。動物の革をなめして柔らかくし、衣類に使用したとか。クロマニヨン人という名前は知っていましたが、そういった特徴までは、記憶していませんでした。知らなかったことが、わかりやすく書かれているのですから、面白いと思いました。

主人公たちはアメリカの白人です。今ではヨーロッパ系の先祖であると考えられているクロマニヨン人との遭遇は、アメリカ人の読者は引き込まれたのではないでしょうか。

マジックツリーハウスを続けて購入しようと思った理由

たくさんのシリーズが刊行されていますが、これなら、本が好きになり、本で調べることが好きになり、知識も増えて行くという、一石二鳥いや三鳥の作品かも。

しかも、次の本を探すのも楽です。いっぱい刊行されてるから!

できれば1巻から読むべきですが、映画にもなっているので(それは観ました)途中からでもいいかなあ、と思います。