Outlander家系図:ジェイミーの母エレンの実家と、ジェイミーの兄弟

今、ゆっくりですが、「WRITTEN IN MY OWN HEART’S BLOOD」を読み進めています。ここに家系図が掲載されています。

洋書、WRITTEN IN MY OWN HEARTS BLOOD
WRITTEN IN MY OWN HEARTS BLOOD

この家系図(ファミリーツリー)を見ると、今までわからなかった正式な個人名がわかるようになりました!

そして、部分的に抜き出して、ジェイミーの母エレンの実家とジェイミーの兄弟の家系図をまとめています。アウトランダーは、ドラマシーズン4で重要人物の一人であるジョカスタが登場しました。ジョカスタはエレンの妹です。

ジェイミーの親戚の家系図(途中)
注:兄弟は並列している部分で年齢順不同です

エレンの実家

エレンはマッケンジー家の娘として生まれ、兄弟たちの中でも頼りにされる存在でした。コラムやドゥーガルがエレンの夫のブライアンを敵視しているのは、「俺たちの頼りになる姉を奪ったから」です。エレンは亡くなっていても、存在感のある女性でした。アウトランダー原作では、ブリアナが登場してその役目を引き継いだように感じました。ブリアナは、赤毛で長身、エレンとジェイミーに容貌が似ています。

エレンの妹ジョカスタは、盲目で年老いていても美しく魅力的で狡猾な、いかにもマッケンジーらしい人物です。生涯3回結婚しており、三人の夫は全て「キャメロン」姓です。それぞれの夫との間に一人づつ娘がいましたが、全て死亡して辛い思いをしています。

エレンにはジャネットという妹(姉かも?)がいたようで、ジェイミーの姉ジェニー(ジャネットという)は、このエレンの妹からつけた名前なのかと想像できます。

夫であるブライアンは、隣の領主の息子ですが、ブライアンの母は正妻ではありません。ジェイミーがクレアに「君に話すべきだった」と謝罪するかのようなシーンがありますが、クレアは全く意に介しません(現代人でアメリカ人だから!)。こうした時代なので、エレンはブライアンとの結婚を反対されました。そして、駆け落ちして既成事実を作る形で結婚にこぎつけます。大恋愛だと言っていいでしょう。

深く愛しあっている両親に生まれたジェイミーとジェニーだから、故郷ラリー・ブロッホを暖かい特別な場所にしてくれたのでしょう。

エレンはブロッホ・トゥアラッフの女主人となりました。マッケンジー家は弟のコラムがつぎます。賢く病気のコラムと、ドゥーガルが戦士隊長となって支え、リアフ城を守って行きます。

ドゥーガルの子孫はロジャー

エレンの弟は、領主となるコラムとドゥーガルです。賢いけれども難病を持つコラムには子供が作れず、コラムと正妻の惣領息子ハミシュは、実はドゥーガルの子供です。ドゥーガルは、実は子だくさんで、正妻との間に四人の娘がいるほか、前述したコラムの子供として育つハミシュ、ゲイリスが産んだウィリアム・ブークリエフ・マッケンジーがいます。

このゲイリスとの間の子供は、マッケンジーの親戚に養子に出されますので、苗字はマッケンジーを継いでいます。ロジャーの家系図で紹介する予定ですが、この子孫がロジャーであり、ブリアナとの子供、ジェレミーとアマンダです。ドゥーガルもゲイリスも熱烈なジャコバイトという共通点があります。惹かれあった、利用しあったとしても不思議はありません。

時の旅人について

家系図を見て思うのは、ドゥーガルがゲイリスとの間に子供を作ったことが重要だったんだなあ、ということです。

ゲイリスは、未来から過去を変えようと時を旅してきました。「時の旅人」です。ゲイリスとドゥーガルの子供ウィリアム・ブークリエフは、のちに時を超えて未来に行きます。また、ウィリアム・ブークリエフの数代のちの子孫は飛行機に乗っている最中にタイムスリップしてしまいます(外伝参照)。ロジャーの父親です。

そしてロジャーは牧師の養子となり、ブリアナと出会うわけです。

ロジャーも時の旅人です。ゲイリスの血筋ですから。また、クレアの娘であるブリアナとロジャーの子供も強い能力があります。

そう、ドゥーガルは重要なんです。

エレンの子供たち

エレンは、四人の子供を持ちますが、長男のウィリアムは幼少の頃にエレンと共に亡くなっています。ウィリアムが作ってくれた木彫りの蛇を、ジェイミーは大人になってからもスポーランに入れて大事にもち、200年の時を経てもラリー・ブロッホに存在しています。

ジェイミーは、ウィリアムこそがラリー・ブロッホの領主であるはずだったと、後年まで考えており、まるでジェイミー自身は領主として至らないかのような発言があります。これだけの才能と強さを持っていても、謙虚に悩んじゃうところが、彼の素晴らしさをきわだてせている気がします。日本人から見ても、素敵ですよね!

ジェイミーは、ラリー・ブロッホを守るためジェニーの長男に譲りました。ジェニーが女主人となり、夫のイアンと共に領地を守ります。

ジェニーは子宝に恵まれますから、家系図も別にしなければなりませんでした。

ジェニーの子供たちの中でも、特にヤング・イアンは、大きく成長する人物です。ジェイミーの隠し子(だった)ウィリアムと旅をしたり、インディアンになってしまったり、物語に大きく関わって行きます。

クレアの先祖はファーガス?マスター・レーモン?オーラの色で「時の旅人」の血統がわかる【OUTLANDER考察】

追憶の時の扉、表紙「(アウトランダー外伝)追憶の時の扉」にて、マスター・レーモンが登場し、サン・ジェルマン伯爵と血縁関係だと判明しました。さらにレーモンの血統はオーラが青いのだと告げます。

マスター・レーモンは、「時の旅人」の中でも群を抜いて情報と時を超えた経験を持っている重要人物ですから、この登場にテンションが上がりまくりでした!そして、期待以上の重要情報が出ています。

アウトランダー本編でも、オーラの色に言及した部分がありましたので、振り返ってみたいと思います。

クレアのオーラは青でした。

サン・ジェルマン伯爵もオーラは青い色

本編「ジェイミーの墓標」で、サン・ジェルマン伯爵は、クレアと国王ルイの前で毒を飲まされました。生死がわからなかったままでしたが、やはり生きていたんです。死んだと明確に書かれていなかったので、生きてるのでは?と思っていました。ただ、この時、マスター・レーモンはあえて殺しはしなかったのだということが、この外伝でわかります。

「(アウトランダー外伝)追憶の時の扉」にて、マスター・レーモンは、サン・ジェルマン伯爵のことを自分の血統だと話します。だから、殺さなかったのだと。

レーモンは伯爵の手に触れて青いオーラを見せます。レーモンは接触しなくてもオーラの色が確認できるようですが、伯爵は能力者が接触することによってオーラを確認していました。青いオーラを見てもピンとこない伯爵にイラつきながらも、レーモンの血筋は青いオーラなのだと教えます。

レーモンは血縁であることを示すために青いオーラを見せたのです。

伯爵は、何度か姿をくらませます。レーモンに時を旅する方法を教えて欲しいと頼み、そのまま行方がわかりません。直前の会話から、未来へ行ったのではないかと思います。

ファーガスの父はサン・ジェルマン伯爵

サン・ジェルマン伯爵はおそらくファーガスの父親なので、ファーガスやその子供達はレーモンの血筋ということになります。クレアは手術でアンリ・クリスチャンの命を救いましたが、実は自分の命を救ったのかもしれません。

本編「遥かなる時のこだま 3」では、アメリー・エリス・ルヴィン・ボーシャンとロベール=フランソワ・ケネイ・ドゥ・サン・ジェルマンとの結婚契約書が見つかっています。見つけたのはパーシー(アメリーの妹と結婚したので、この時のパーシーの苗字はボーシャン)。

アメリーは売春宿でファーガス(本名はクローデル)を産み、半年後にインフルエンザで死亡。そのおよそ10年後にサン・ジェルマン伯爵も死亡したと思われていました。ファーガスは、ジェイミーに引き取られ、一緒にラリー・ブロッッホへ移動し、ファーガスはそこで大人になります。

ファーガスは、たまたまジェイミーがフランスで雇った子供です。レーモンの血筋だとは、まさかの展開です。

ファーガスの母の姓は「ボーシャン」

もし、ファーガスが母親の姓を継いだなら「ボーシャン」、英語読みで「ビーチャム」ですから、クレアの先祖の可能性が出てきます。同じ「ボーシャン」姓のアメリーの妹はパーシーと結婚していますが子供はいません(「遥かなる時のこだま」を読んだ段階です)。

ファーガスはどこから見てもフランス人です。クレアの容姿もフランス人に見えなくもありません。かつてはフランスのスパイと疑われました。見た目から言えば、共通点があると言えなくもない。

では、ファーガスには、時を旅するような不思議な能力の共通点はあるでしょうか。

ファーガスに不思議な能力があるとは書かれていません。しかし、妻のマーサリには、不思議な「声」を聞くことがあるジョーンという姉がいます。ファーガスの父であるサン・ジェルマン伯爵は「時の旅人」です。ファーガスもマーサリも能力の顕現はなくとも、血筋には能力者がいるわけです。

クレアのオーラの色は、聖母の青

この「(アウトランダー外伝)追憶の時の扉」を読んでから、「ジェイミーの墓標」を読み返しました。クレアのオーラに関する記述があったからです。

本編「ジェイミーの墓標 2」にて、クレアのことをレーモンは「マドンナ」と呼んでいました。なぜマドンナと呼ぶのかクレアが質問すると、聖母マリアの衣の色のオーラをしているからだと答えます。クレアのオーラは青いと。


・・・・「誰にでも色があります。」彼が率直に言った。「それが雲のように体をすっぽりと覆っている。あなたの色はブルーです、マドンナ。聖母マリアのマントの色。そしてわたし自身の色でもある」(ジェイミーの墓標 2より)


今思えば、レーモンはクレアを助けようと必死だったし、常に親切で好意的。また、クレアの脅威になると判断したサン・ジェルマン伯爵を排除します。

なぜ、マスター・レーモンはこれほどクレアを助けるのでしょうか。

オーラの色が同じだからだけでは説明がつきません。

クレアと伯爵への、レーモンの態度の違い

クレアも伯爵も同じように、「時の旅人」であり青いオーラです。レーモンの血筋です。なのに、たいへん扱いが違うように思えます。伯爵に対しては、あからさまにイラついており、殺しはしなくても毒を盛りました。対して、クレアにはいつも丁重に接しています。

「ジェイミーの墓標 2」でクレアは死にかけます。クレアがフェイスを失い、アーンジュ病院で寝込んでいた時に、レーモンに助けてもらいます。レーモンはマザー・イルデガルドたちシスターに嫌われていたので、一旦はクレアの病室からつまみ出されながらも、また潜り込みクレアを治療しました。その時にクレアはレーモンの手にオーラを見ます。青いオーラの手と、治療する時の色とりどりの光です。

このクレアを救ったレーモンの治療は、誰かに見つかれば死刑に繋がる行為です。クレアとの絆には友情以上のものがあると想像できます。

伯爵はおそらく、レーモンの息子や娘の血を引いているのでしょう。しかし、クレアも子孫だとは限りません。クレアを「聖母」と崇拝しているかのような呼びかたをします。私はレーモンは、クレアの子孫なんではないかと思います。

マスター・レーモンはどこからきたのか

1745~1746年、レーモンは、カローデンの戦いの直前にはパリにいました。クレアと会っています。クレアは、レーモンが「時の旅人」ではないかと考え、腕を確認しましたが種痘の跡を探しますがありません。この時のレーモンは銀髪でまゆは白い。

ルイーズの別荘があるフォンテンブローで、クレアが会ったローラン牧師はレーモンを知っていました。しかし、どこからきたのかわからないと語ります。

ジュネーヴにいた頃の知り合いで、レーモンは医者で薬草医だったが、秘密の研究にいそしむようになった。オカルトの秘術を行う組織のリーダーで火あぶりにされたドゥ・キャルフールとも知り合いだった(仲間とは言っていない)。また、数カ国語を話し、訛りもほとんどない、と。

「(アウトランダー外伝)追憶の時の扉」では、イアンが亡くなり、マイケル・マリーはジョーンをパリに連れて行きます。この1778年のパリで、サン・ジェルマン伯爵とジョーン、マイケルはレーモンに会いました。この時のレーモンのまゆは黒く歯があった。そして伯爵はレーモンが1745年に会った時よりも若い印象を受けています。

この外伝で、レーモンは「娘を探している」ことがわかります。この娘の行方や、未来への「時の旅」(伯爵を伴っている)が明らかになるのが待ち遠しいです。


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「遥かなる時のこだま3」でファーガスの両親が判明、クレアとの関係は?【OUTLANDER考察】

日本語で読むことができる、最後のアウトランダー原作「遥かなる時のこだま3」にて、気になっていたファーガスの出自とクレアの先祖について判明したことがありました。

遥かなる時のこだま3、表紙−2

別記事(読んでる途中[outlander21]遥かなる時のこだま:ファーガスの出自とクレアの先祖)で、クレアの旧姓「ビーチャム」について書いていますが、「ビーチャム」はフランス読みでは「ボーシャン」です。

ファーガスを探す謎の人物は

「ボーシャン」を名乗る人物が、ファーガスを探していました。この人物は、ロード・ジョンの外伝「死者から届いた手紙」に登場する、ロード・ジョンの義理の兄弟パーシー。パーシヴィアランス・ウェインライトは、アーマンディーン男爵の女きょうだいの一人と結婚しており、その女性の姓が「ボーシャン」と言いました。

セシル・ボーシャンと結婚したパーシーは、アーマンディーン男爵のもう一人の女きょうだいアメリー・ボーシャンが、ある貴族との間に子供を産んで亡くなっていることを知ります。その子供はある貴族の財産を相続する可能性があり、革命資金として提供すれば、あらたにアメリカに作られるアメリカ政府に影響力を及ぼすことができます。その子供はクローデルと言い、フレイザーと名乗る背の高いスコットランド人が養子にしたと。

パーシーの結婚相手の姉妹が産んだ子供に、多大な財産が残されているので、探していたんですね。

ファーガスはノース・カロライナで誘拐されそうになったことがあります。パーシーの仕業かと思っていましたが、クレアがパーシーに直接、聞いたところ、ファーガスを誘拐しようとはしていないと否定しています。

パーシーが相続する財産について知っているのは、誰でしょうか。母親は亡くなっていますし、父親も行方不明です。可能性があるのは、もちろん父親側かな、と思えますね。ファーガスを探す謎の人物は、もう一人いるんです。

ファーガスの両親の結婚許可証が見つかる

パリの売春宿で産まれたファーガス。本名がわかりました。クローデル・ラコッツィー。パーシーが結婚許可証を見つけたことから、父親も判明。

母親はアメリー・エリス・ルヴィン・ボーシャンで、父親はロベール=フランソワ・ケネイ・ドゥ・サン・ジェルマン。サン・ジェルマン伯爵には妻子がいたのに誘惑され、アメリーは身ごもってしまう。サン・ジェルマンの妻が亡くなったので、アメリーの父親(当時のアーマンディーン男爵)はサン・ジェルマン伯爵をアメリーと結婚させようとはたらきかけました。

しかし、アメリーは出奔して売春宿でファーガスを産み、1年後にインフルエンザで亡くなりました。サン・ジェルマン伯爵はその後姿をくらましますが、アメリーの死後、10年以上経過して亡くなった(国王とクレアの前でマスター・レーモンに毒を盛られた)。【追記】「(アウトランダー外伝)追憶の時の扉」にて、サン・ジェルマン伯爵が生きていたことが判明。【追記ここまで】

あのサン・ジェルマン伯爵ですか!彼がファーガスの父親ですか!ハンサムですが、あの悪党がファーガスの父だとは、とても信じられません。結婚許可証に署名している司祭は、アメリーの出奔1週間後に路地で殺されています。この犯人はよくわかっていません。

サン・ジェルマン伯爵が、アメリーをそそのかして出奔させ、司祭を亡き者にし、結婚を反故にしたのではないかと思えてきました。

クレアの先祖が記されている家系図

「ボーシャン」姓を名乗っているのは、パーシー、セシル、アメリー(死亡)です。

クレアがパーシーに直接聞いたところ、パーシーは子供がいないと答えています。また、パーシーの容姿からは、血の繋がりを感じるところはなさそうです。ウィリアム・ブークリエフ・マッケンジーとロジャーは遠い先祖と子孫でありながら、目元が似ているとブリアナが感じていますから、もしクレアの先祖がわかった時には、同じように、外見的に納得できるのではないかと思えます。パーシーはクレアの先祖ではない気がします。

これからセシルが子供を産むのでしょうか。パーシーの子供かもしれませんし、離婚して別の男性の子供を産むかも。否定はできません。

ファーガスは、ファーガス・フレイザーと名乗っており、今更ボーシャンと名乗るとは思えません。しかし、財産を相続するため、ファーガスの子供たちの誰かが名字を変えるのかも。

もしファーガスの子供がクレアの先祖だとしたら、マーサリもファーガスもクレアの先祖、そしてリアリーもです。クレアは先祖に殺されそうになったのでしょうか。アウトランダーでは珍しくない「先祖に殺されそうになる」パターンなのでしょうか。

クレアを育てた考古学者の叔父は、ビーチャム家の家系図を残しています。フランクの遺品と一緒に、今はブリアナが所持しています。クレアはブリアナに手紙で家系図を確認するように伝えていますが、ブリアナが確認できたとして、どうやってクレアに伝えるのでしょうか。

クレアの先祖が誰なのか確認するには、次巻「WRITTEN IN MY OWN HEARTS BLOOD」を読まなければなりません。


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