読んだ本「おむつなし育児」

CA3H0072

カバー外して読む派です

「おむつなし育児」
ローリー・ブーケ 著
三砂ちづる 解説
望月美和 訳

うちの子供たちは布おむつで育てました。布おむつ育児のめざす究極のスタイルが、実はおむつなし育児だというびっくりするような事実。
布おむつのママが集まったときに、上手にささえながらトイレでおしっこする赤ちゃんを見ても、一人目のときは布おむつの楽しさに「おむつ卒業も寂しいな」くらいに考えていました。それが、二人目は夏生まれだったこともあり、はだかで育ててみたのです。この本のおかげで、5歳になったいまでも家の中でははだかんぼうで、気持ち良さそうにしています。
実践的にたくさんの方法が書かれてますので、いくつかが自分のやりかたのヒントになります。例えば、冬場はおまるが冷たいので、「ママの手の上に赤ちゃんのももをのせてささえてあげる」といったアドバイスは、ほんの一行で、お金がかからずすぐに実践できます。世界のおむつなし育児の章は短いけれど、ネットで拾えなかった情報でしたので、知らなかったことばかり。日本だけでないことが、おむつなし育児が自然で無理がない育て方であることに納得できます。

うちと同じオマル

うちと同じオマル

こどもたちのおむつが外れても、こうした本は捨てられずにいます。表紙やなかの挿絵にあるプラスチックのおまるは、おそらく当時のベビービョルンのおまるで、我が家で使っていたものと同じ。嬉しかったのを覚えています。覚えていることがもうひとつ。おしりを出している時間が少しでもあると、おむつかぶれがみるみる良くなりました。おむつかぶれに悩むお母さんがいたら、「ちょっとの間のことです。すぐに良くなりますよ。悩まないで。」と言ってあげたいです。

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