働いてるママの読み聞かせに、おすすめの「よるくま」

読んだもの

子供に読み聞かせしているときに、自分のために読みたくなる絵本があります。働いているママに、ぜひおすすめしたい1冊です。

「よるくま」酒井駒子 作/偕成社

子グマがママを探す話なのですが、「夜なのにママがいない」と探しながら泣きだす場面では、油断すると、子供よりも、母親のほうが一緒に泣いちゃうところです。母親が働いてるということを、寂しがる子供に何と説明できるだろうか、とあきらめてはいけません。こうして、絵本で優しく読みきかせてあげると、きっとスムーズに説明してあげることができます。

子供の寂しいという気持ちに対して、仕事だからと説明するのは大人の言い訳でしかない、と思っていました。でも、正直にストレートに言うしかないんです。よるくまのお母さんは、ストレートに「おしごとしてたの」といい、仕事で釣った魚は(なんと漁師)ごはんになること、魚を売って自転車を買ってあげるつもりだということを教えてあげます。抱っこしたまま、優しく教えてあげて、抱っこしたまま家に帰ります。

ちなみに、その場面で子供を抱っこしてあげると、いい感じにほのぼのするので、よろしければお試しください。

コメント