けん玉やコマまわし、折り紙などで子供が遊んでいると、なんだかほっとします。机の上にたくさん折り紙が集まっていたりするのを、見つけると「折り紙か〜、私も子供の頃は得意だった。」としみじみ感傷にひたっていたのですが、よく見ると自分が子供の頃には無かった形です。
大人も本を見ないと作れない
もっと単純な、ツルとかカメとか、やっこさんは作った覚えもありますが、トリケラトプスはさすがに昔はありませんでした。ネットや本で折り方を見て作ります。いままで折ったことのある形は、忘れていてもすぐに折る事ができますが、まったく知らない形はなかなか難しかったです。
子供に教えたときの順番
- まず子供から「これ折って」とリクエストがあります。
- 本を見ながら大人が折ってあげます。
- 「ぼくも折る」というので、並んで一緒に折ります。
- 本を見ながら子供が折ります。わからないところを折って見せながら手伝います。
- 子供が本を見ながら、すべて折ることができるようになります。
折り方の記号が書いてあっても、折りすすめる写真が載っていても、最初はわかりにくいです。しかし、なんとか大人が折れるようになって、実際につくるところを見せながら教えると、子供はとても簡単に折る事ができます。そのうち、子供が本を見ながらつくりはじめ、いつのまにか色々なものが本を見て作れるようになりました。折り方の本は、多少わかりにくくてもいいのかな、と思いました。自分で探って考えるようになりますから、かえって楽しかったかもしれません。テーブルに向かい合って座るのではなく、隣にすわって、手の向きを同じにするのがコツです。