ひさしぶりにハンズにいきました。気晴らしといえば東急ハンズに行くに限りますね。何も買わなくてもいい。面白い素材が私の脳を刺激してくれます。服や靴を見て歩くのもいいのですが、素材をながめる楽しみは、もう一段階浮かれますよね。これから自分の手を動かして、何か造りあげていくんだ、というイメージがふくらみます。なにしろ、素材を眺めている時点では未完成なのですから、失望も劣化もなし。創造力のツバサが広がって、自由に飛行しはじめると、もう止まらないというか。全て一からつくらなくてもいいんですね。組み合わせて終わり、くらいが良くて。ゴールが近いと感じる方が気楽だし、完璧に思いどおりにつくるよりも、その場にあるものを工夫するほうが、素材に目を向けて考えようとしますから。素材の良さとゴールまでの近さが脳をフル回転させる。アイデアとセンスを競うかのような展示は「作り手」に伝えようという意欲にあふれています。どのフロアも楽しいです。
余計な買い物、ドラゴンのフィギュア
ピアスなどのパーツにするくらいの小さなドラゴンです。水色のドラゴンは翼のカタチがきれい。
ひとつづつ、よく見るとポーズもちがうし、ドラゴンの種類もちがう。
この黒いドラゴンは、ぴったり重なるくらいにツバサをひいて、首をかしげています。
目当ての素材は、この木片のほうこの日は、小さなシリコン(?)のドラゴンと木片を買いました。木片の使い道は決まっていますので、新しくうまれかわります。子供たちの遊び道具としても大活躍。当然のように、ドラゴンのフィギュアは子供たちにとられてしまいました。