私はグラフィックデザイナーなのですが、(失礼ながら)初めてジャンプの背表紙を眺めて、面白いなあと思いました。
同じ2018年のものでも、10号と52号では、タイトルの書体も随分ちがいますし、巻頭カラーで推しの作品の入れ方もちがいます。52号と51号でもジャンプの海賊マークの扱いまでちがう。こんなに変化があるものなんですねえ。
毎回、デザイナーが苦心しているだけあって、並べてみると壮観。そして、けっこう自由があります。
インド赴任生活での楽しみ
会社の厚意で、雑誌送付サービスが受けられました。電子書籍やネットの読み放題プランがある中で利用する人も少ないそうですが、それでもインドに送付してもらう雑誌に、週間少年ジャンプを選びました。
子供が楽しみにしていて、届くと非常に喜びます。これは予想外でした。
雑誌の背表紙を眺めたことがなかった理由
毎週、購入していた週刊誌は、当たり前のように発売日に書店で買います。まず平積みのまま手に取るので、背表紙は見ません。
そして、子供達が見るのですが、必ず私(親)が先に見ます。私のものだから、という理由だけではありません。小学生に見せてもいいのかな、と確認するわけです。悪くいうと、検閲ですね!
この段階で、子供に見せたくない内容の作品は、バリッと雑誌を割って、取り除きます(できればセクシーな内容の作品は後半に固めてもらえると、取り除くのが簡単なので、ぜひお願いしたいところです)。
もし、雑誌を割らないとしても、狭い住まいでいつまでも週刊誌を保存しておいたりはしません。雑誌とマンガ以外に、私は多いときで年間400冊の本を読んでいました。基本的に読んだら即処分。今ではブックオフに持っていきますが、学生時代は、「読んだら捨てる、また読みたくなったら借りるか、買う」とせざるをえませんでした。
背表紙が並ぶのは隠したい
日本に住んでいる時は、雑誌は捨てるだけだったのですが、インドでの生活は収納場所も部屋も広さはあるので、「読み返しても面白いし、スペースがあるなら置いとくか」くらいな気持ちでいました。
インドに赴任帯同、一年になりますがジャンプを捨てた記憶はありません。その結果、背表紙のデザインに気づきました(遅い?)。
クロークの上部や下部に空いた収納スペースがあるので、並べてます。何年並べられるか楽しみです。