[非常事態]黒いアイツが!

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家で仕事にとりかかったところ、主人からメールが。

「洗濯物、ほしといて〜。」
洗濯機をまわしてくれたことに、感謝すらしながらドラム式のドアを開け、せっせと干しました。洗濯物の山も終盤にさしかかったころ、ひろげたタオルのあいだから、何かがぽろりと落ちました。黒い、虫のような…?

「ギャー!!!」
叫び声を上げてしまい、あまりの恐怖に直視できませんでしたが、落ちた虫の死体は二つにちぎれていました。
どうして!?いつ洗濯機に入ったの!?元々いたのか!?たまった衣類に隠れていた!?副について外から持って帰ったのか!?排水パイプを上がってきたのか!?
パニックを起こしそうなアタマを必死に励まし、床に落ちた二つのアレをティッシュでくるみ、なんとかゴミ箱へ。この衣類はイカン、もう一度洗わねば、とドラムを開けると、そこには三つ目の体の一部が。
「ムリ!!」
普段は決して使わない言葉を、誰も居ない部屋で叫びながらドラム式のドアを閉めました。
「虫 まだいる注意」(←自分への戒め)と洗濯機に張り紙をして、さらに洗濯機置き場のドアも閉めました。主人が帰るまで決して開けるまい。主人の携帯に電話しました。早く帰れ、始末してくれ、あなたは虫も洗濯するのか、なぜ私が干すときに!といった苦情をいいました。

パソコンに向かったものの、仕事にとりかかっても全然集中できません。今日〆切の作業のみ超スピードでこなし、グーグル先生で黒いアイツのことを検索しはじめました。
「洗濯機 ゴキブリ 対策」などだったと思う。そしてたくさんヒットしました。ありふれたことなのか?

1  )侵入経路を経つ
2  )毒エサを置く
3  )乾燥させる

多くの情報から、私は上の3つにポイントをしぼりました。家の中に巣ができて繁殖しているかんじはありません。小さなゴキ…アイツを見かけたことがないからです。また、水の中を移動できるらしいので、水まわりは重要と感じました。そして、ホイホイ的なお家よりも、毒エサ(コンバット)を多く置くことに決めました。最も注目した情報は、「乾燥させる」という情報。エアコンのドライでまわして数日、家が乾燥すれば外から来ない、というような情報でした。アイツは暗い湿ったところが好きなのだと。なので、汚れ物を洗濯機の中に溜めていると、そこはアイツのパラダイスなのだとか。脱いだ洗濯行きの衣類はカゴに入れていましたが、フタが密閉できる入れ物に換えようと決めました。また、洗濯は乾燥まできっちりまわすことにします。電気代がなんだ!という意気込みです。

お昼になっても食事を摂らずにホームセンターに。食べる気もしませんので、その食事休憩の時間を使って、買い物に出ました。

いつもはしませんが、ネットで得た情報をもとに、買い物リストを作成しました。買うものを忘れて足りないものがあってはなりません。今日は2回外出するのはきつい。

・コンセントふさぎ

・排水口ネット

・パテ

・換気扇カバー

・ダクトテープ

・衣類カゴのかわり(フタ付き)

・コンバット

・網戸用防虫剤

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1mmの隙間があれば、侵入してくるアレを防ぐために、侵入経路を塞ぐ道具を中心に、もれなく買いそろえました。午後の仕事がおわってから対策しようと思いつつも、日が暮れてアイツの活動が活発になるまえにとりかかるべきなので、また超スピードで仕事をこなし、人生で最速の段取りで、ベランダから対策していきました。

マンションの掃き出し窓の周囲と網戸に防虫剤、エアコンの排水パイプ出口にネットをかけ、風呂場は排水口にネット、換気扇にはカバー(トイレも)、衣類カゴは捨てて新しいプラスチックのフタ付きのものに。開いたコンセントにはカバー。エアコンのダクトと壁の隙間をチェック(隙間はなかった)。
ただ、洗濯機はドラム式なので、排水パイプの周りの隙間が確認できず、持ち上げることもおそらく難しいので、洗濯機置き場にコンバットを多数設置することで、我慢するしかありません。最も対策しなければならない洗濯機まわりが、手がつけられないのです。

自分の力のなさに悔しく思いつつも、下の子を園に迎えにいきました。万全でない家に子供を連れ帰って大丈夫だろうか?家につくなり黒いアイツと遭遇して驚かせてはいけないので、帰りながら子供にいいきかせました。
「おうちに帰っても、おどろかないでね。今日ね、ゴキブリがでたんだよ。もういないと思うけど、いてもママがやっつけるからね。大丈夫なんだよ。」
「ママ、2匹でたら僕とニイニイ(兄)でやっつけてあげるよ!ぼく虫、つかめるよ!」
男の子は、やはり頼もしい。でも、おかしいな…。ネットで探った情報には、洗濯機にアイツが飛び込んだら粉々になって、足一本ずつくらいしか確認できないともありました。だから、虫の体だとわかるくらいのちぎれかたなら、何かにくるまったり、袋のようなものに入っていたのですよ、というコメントがあった。まるでそれは、こどものズボンのポケットのようです。
「ママ、ぼく虫こわくないから!」
「…ズボンのポッケに虫いれたりしないよね?」
「ママに内緒なんだけど!昨日セミつかまえたの!」

おまえか!

セミは生きていなかったようで(生きてたら子供には捕まらない)、そこは少し良かったです。しかし私が黒いアイツだと勘違いしていたものがセミだったことを説明すると、息子はこういいました。
「ぼくのセミが!!」
じゃあ、洗濯するな!

家につくなり、私はくずおれてしばらく立ち直れませんでした。


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