マンションで大規模修繕などがあると、窓が開けられない日があるので、換気が弱くなります。そのせいだけではないでしょうが、洗濯機置き場の壁紙に黒いカビを見つけました。ちょっと調べてみると、早いうちに除去しないと根がとれない、と。あわててドラッグストアにかけこみましたが、何を買ったらいいかわからず、いったん帰宅しました。
必要な道具消毒用エタノール(今回は薄めず、そのまま使う。除去用というより予防用で使う)、スプレーボトル、ぼろ布、ゴーグル、ゴム手袋、マスク、古い歯ブラシ、掃除ブラシ(実はIKEAの皿洗い用ブラシ)
アルコールは、薬局で消毒用エタノールを購入。このスプレーボトルの材質はPETと書かれていました。アルコール対応の材質のものを選ぶようにします。ゴーグルは花粉症用のもの。
アルコールで掃除した時に注意した点
火気厳禁。洗濯機などの電化製品はコンセントを抜いたほうがいいです。換気しながら作業しました。目立たないところで使用してみて、壁紙が変色しないか確認。ゴム手袋、マスク、目の高さ以上のところを掃除するときはゴーグルも着用します。終わったら、手洗いうがいをしました。
カビ落とし手順
○置いてあるものをどかす(5分)。戻すときのことを考えて、元の位置がわかりやすいようにしておく。
○身支度、準備する(3分)。マスク、ゴーグル、手袋を着用。髪の毛もまとめます。スプレーボトルに消毒用エタノールを入れます。窓を開け、換気扇を回します。
○アルコール拭き取り1回目(5分)。アルコールをスプレーし、ぼろ布で拭きましたが、たいして落ちません。
○ラップでパック(4分)。アルコールを吹き付け、ラップで覆います。
○放置(35分)。
○アルコール拭き取り2回目(12分)。ブラシ登場。古歯ブラシとブラシを使い、ぼろ布で拭き取り、アルコールをスプレーしておく。このブラシはIKEAの皿洗い用。
○置いてあったものを戻す(10分)。
これだけ、残りました
カビは予防
この黒いカビは完全に除去するのは難しいので、予防することが大事になってきます。カビは、微生物の一種で真菌というグループに属する糸状菌です。湿度・温度・酸素・栄養の条件が整えば胞子が発芽して菌糸を伸ばし、菌糸体へと成長します。菌糸体がコロニー(集落)をつくると肉眼で見えるようになります。「カビを防いで快適生活」によると、洗濯機まわりの壁には、消毒用エタノール(75%以上、100%は不可)500mlに塩化ベンザルコニウム(10%濃度)を20ml混ぜたものを防カビ目的で使用すると書いてあります。今回は、購入した消毒用エタノールをそのまま使うことにしました。
カビを掃除した気持ちよさ
アレルギー喘息や皮膚炎などの健康被害。カビ臭のある環境での生活はストレスとなります。なによりも、「カビを見てみぬふり」にしている自分にストレスがかかります。見つけたら、完全除去できなくても、ちょっと拭いてみるくらいはしたいです。今日も、放置時間をのぞけば30分ほどしか掃除してません。ちょっと掃除しただけで、なんとも気分がいいです。
参考書籍
「ナチュラルハウスキーピング」古後匡子著
「カビを防いで快適生活」吉田政司著
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