子供のパンツ制作に便利「袋縫い」をしてみた

3年パンツ 今日の傑作
できあがり

子供用のパンツを縫うときに、袋縫いをよくしました。はしの始末が簡単で、しかも丈夫になります。

袋縫い

型紙、作り方:こども天然生活 vol.6 2009年 「3年パンツと3年スカート」より
生地:C&Sオリジナル フレンチフランネル 1メートル20センチ(くらい)
所要時間:2時間

この作り方で作った最初のリネンのパンツは、3年どころか4〜5年はいてます。いまは弟がはいてくれてます。リネン、ウール、コットンなど、素材をかえたりして10枚以上をつくりました。ほとんどは手縫いです。この生地の大きさから、6歳の子供の130サイズのパンツが2着分とれ、けっこう余りました。

袋縫いをしてみた

布は2枚に重ねています。
縫い代を、私は2センチ(本では1.8センチです)とりました。子供が大きくなったので、型紙を横にずらして(腰回りやすそまわりの幅をひろげるため)、裾をのばしました(丈をのばすため)。こうすれば、3年以上大丈夫。

パーツは左右対象のふたつしかありません。前後パンツはわきで、くっついています。

布がずれないように待ち針を打って、裁断します。

外表にパーツを出来上がりをイメージできる位置に置きます。外表にあわせます。

端0.8センチを直線縫い

端0.8センチを直線縫い、ひっくりかえす

また下を、端から0.8センチ直線で縫い、ひっくり返します。端から1センチで縫います。

袋縫い布の端がパンツの表にも裏にも出ませんし、丈夫です。

布が4枚も重なるので、子供の服など丈夫にしたいところや、まっすぐなラインはいいのですが、シルエットが直線的になってしまうので、大人の服の腕周りなどには使えません。