ミルトンCP(錠剤)を使って消毒液をつくるとき

ミルトンCP 買って良かったもの

子供が風邪をひいたとき、他に兄弟がいるなら感染しないように気をつけます。消毒液を作って、こまめに床や壁にある電気のスイッチ、ドアノブなどを拭きました。

スプレーボトルに消毒液をいれて使う

便利だなあ、と思っているのが哺乳瓶の消毒で有名なミルトンの、錠剤です。消毒液ををつくって、スプレーボトルに入れておきます。床や手でさわったところにシュシュッとスプレーして、乾いた布で拭きとります。

スプレーしたあと、数分待ってから拭き取るべきでしょうか。しっかり拭き取っちゃいましたから、きれいになっていると思いたいところです。

用意するもの

ミルトンCPチャイルドプルーフ、1錠。水は1.3ℓくらい。100均のスプレーボトル。また、スプレーしたあとのからぶき用にいらない布を用意しました。なければキッチンペーパーやぞうきんでもいいと思います。

消毒液の作り方

水とミルトンcpをまぜる

ミルトンcpのひとつぶを、水で溶かします。

 

シュワシュワして、あっという間に溶けます。

スプレーボトルにつめる

スプレーボトルに使いやすい量を入れます。

あまった消毒液

あまった消毒液は、フタ付きの容器(これはホーローのおまる)にとっておくと、カップやハンカチなど、小物を消毒することができます。

【追記】消毒液は、24時間でつくりなおしました。

ミルトンCP(錠剤)のメリット

小さい箱なので保管しやすい。いつ風邪をひくかわからないし、量は多くなくていいのです。使用期限も5年と長いため、今年1つぶ使って、あとは来年まで保管しておこう、というときも簡単です。

液状でもキャップで計量できますが、錠剤タイプはそれすらも必要ありません。袋から出して、ぽいっと水にいれるだけです(水は計量するけど)。

ミルトンCP(錠剤)のデメリット

錠剤は便利なんですが、情報が少ないんです。手を消毒するとき、頻繁に触れる物を消毒するときなど、具体的に「錠剤1つぶに水どのくらい」とは明記されていませんから、液状タイプでの濃度を錠剤ではどのくらいか、と見当をつけるのが面倒といえば面倒。また、子供のイラストがついた可愛いパッケージを、お菓子の箱だと勘違いしないか心配ですが、子供には切りにくい袋になっています。

金属には不可、酸性のものと混ぜない

錠剤だから、ではないのですが、このミルトンでの消毒液は、金属には使えません。指輪につかないように気をつけましょう。また、酸性のものと混ざらないようにします。

用途によって濃度もひたす時間もちがう

ミルトンのホームページの情報では、人が直接手で頻繁に触れる場所は「0.02%に希釈した次亜塩素酸ナトリウム溶液を浸した布またはキッチンペーパーで拭き、10分後に水拭き」するとあります(液状のミルトンを使って、500㎖ペットボトルで作る方法が書かれています)。

手指消毒は約20倍。器具などは約80倍にうすめ、1時間以上ひたす。約10〜50倍にうすめたら、15分以上ひたす、とあります。液状のミルトンを使った場合です。

私がスプレーボトルに作ったものは、器具用よりも濃いので、スプレーしたあとは布で拭いています。床や家具を拭きましたが、変色したりしないか、目立たないところで試してから使うと良かったなと思いました。