「子供は、なぜこんなものを持ち歩くのか」と不思議に思ったことはありませんか。
先日、掃除機をかけるので床の上を片付けていた時に、息子のリュックが床に置きっぱなしになっているのを見つけました。椅子の上にでも移動させようかな、と持ち上げると妙に重いのです。
通学用や通塾用のカバンが重いのならわかるのですが、そのリュックはその他外出用のもの。開けてみたいが、プライバシーを守るべきか、ちょっと悩みました。
結局、子供のリュックを開けて確かめる
しかし、何が重いのかどうしても知りたくなって、リュックを開けてみました。
出てきたのは、まさかの辞書。辞書の他には何も入っていないんです。笑える。。。
なぜだ?
なぜ辞書を持ち歩く?
息子に確認してみた
リュックに辞書が入ってるって(帯付きの新品)。おかしくて、おかしくて、学校から息子が帰るなり、すぐに聞いてみました。なんでこんなもの、リュックに入っているのかと。
「歯医者さんに行った時、待ち時間があるかと思ったから、持って行ったんだよ。」
でも、すぐに診察室に呼ばれて読めなかったよ〜、と言ってました。
だから、なぜ辞書?
息子に再度、確認してみた
歯医者さんの待合室で、お前は辞書を読むのか。ど、どうして(笑)。
私も息子も、同じYouTubeの動画を見ていたことがあります。「面白いよね」と話していると、主人も同じ動画を見ていることがわかりました。「有隣堂しか知らない世界」です。そこで紹介されていたのが、この辞書です。キーワードの説明がちょっと哲学的で、日常生活においては掘り下げなくていい深さまで掘り下げてあり、家族で大爆笑した神回でした。
書店でこの辞書が平積みされているのを見た時(まさに有隣堂だった)、私はどうしても欲しくなってしまって買ってしまい、たまに読んでは、くすっと笑ってます。
そういえば、最近、本棚に入ってないなあと思っていたのでした。
重いのだから、歯医者さんに持っていかなくても良いのでは?と息子に聞くと、
「全然、重くないよ〜」
とのことでした。