読んだ「民王 シベリアの陰謀」

民王 シベリアの陰謀、表紙 読んだもの

民王 シベリアの陰謀、表紙

池井戸潤 著「民王 シベリアの陰謀」

読みました。ドラマ「民王」も面白かったけど、こちらも面白かったです。さらっと読めます。

この頃(2022年5月9日現在)の世界情勢から、シベリアと聞くと、深読みしてしまいそうですが、執筆された2021年当時は、おそらくロシアがこんなに強硬にウクライナ全土へ侵攻するとは思ってもなかったのでしょう。ロシア専門家を名乗る方々でも、ほとんどの人は1週間前でも予想ができませんでした。

この本は、古本屋でまとめて買ってきた本のうちの一冊で、ながらく積んでおいたのですが、ここ最近、いま読むと面白いのではないかと思って読み始めたのでした。

武漢コロナで世界的パンデミックとなったタイミングで出版されましたが、まさかのロシアが絡んだストーリーになっているとは。池井戸潤は神がかってる、マジすごい、と思いました。