子供が、今年ハマった雑学本です。「ざんねんないきもの辞典」はシリーズ4冊(2019、令和元年8月現在)。同系統のうんちく本も合わせると12冊。小学校でも人気でした。
夏休みの宿題の読書でもOKか?
小学校またはクラスによって、夏休みの宿題の読書に入れてもいいかどうか、差があると思います。夏休み前の保護者会で確認しておくといいですよ。うちのクラスでは、夏休みの宿題読書の一部に図鑑も数えていいということでした。図鑑がいいなら、これもアリだと思います。ただし、一冊はストーリーのあるものを読んでほしいと言われました。
「ざんねんないきもの事典」シリーズ
これが元祖とも言える高橋書店の「おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典」、及びその続編たち。圧倒的(小学生の)認知度から、新作を持っている小学生はクラスの人気者。「ぎりぎりいきもの事典」は別の監修者です。同じ高橋書店のシリーズなので並べました。これも、おもしろいですよ。
”こどもの本”総選挙2018年1位と発表されました(ポプラ社ウェブサイト内の特設ページより)。
基本的な「進化とは」ということを、難しいところまで簡単に説明してあり、博物館の展示を本にしたような知識の集まりで、隅々まで、いきもののデータが載っています。こういうところが、子供を理科好きにさせるのではないかと思いました。
こんな小さな本ですが「ぼくは事典。エッヘン!」と威張ってるみたいな構成でホントかわいい。
「ぎりぎりいきもの事典」は、監修者が違うのですが、同じ書店の同シリーズとして表紙が同じ構図。黄色のポップなストライプが「ざんねんないきもの事典」との差別化をはかってますが、この内容なのに、この黄色のストライプでいいのかな。でも内容はおもしろいです。
「わけあって絶滅しました」シリーズ
「ざんねん」の新作と並んで、息子が一番おもしろい、と評価。大人から見ても、このイラストはかなりいい。写真よりもイラストでという表現は正しい(絶滅してるしね)。今年(2019年夏)、出たばかりの「続わけあって絶滅しました。」は本屋さんを3件探して品切れだったので、最後はネットで注文しました。
この良いイラストは白地がもっとも引き立つので、バックは白で決まりです。それでも派手で、明るくて、いきものの歴史を感じるデザインは素敵。いくつもの可愛いいきものが、こちらに語りかけてくるような表紙。
読み終わったあと、本を持ったまま「このステラーカイギュウはね〜」と子供が話しかけてくれました。
他の「いきものうんちく本」たち
この際、生物が好きになってくれないかなと思って、見かけたら買う、見かけたら買うと集めました。実際の動物のフォルムから離れたイラストだと、どうかなあと思いましたが、やっぱり楽しいです。さすがの人気の高さ、ペンギンのみで1冊。ペンギンって、こんなに種類がいるんだなと思いました。「しくじり」「ポンコツ」までは流行りの言葉ですが、「大集合」って古くないですか?ネーミング。
歴史だっておもしろい
日本にいないあいだ、子供と日本の歴史を動画で勉強してみました。すると、ものすごく楽しそうに、「この武将はね〜逃げる時にね〜」とか、「この人はやばすぎてさ〜」と盛り上がったんですよね。この本のおかげですね。おすすめです。
パパは戦国武将が好きなので、子供と話題がかみ合って嬉しそうでした。もう少し大きくなったら、司馬遼太郎とか読んでくれるかも、と私も楽しみです。