読みました「学研まんが 大自然のふしぎ50のひみつ」

大自然のふしぎ50のひみつ 読んだもの

学研まんが 新ひみつシリーズ
大自然のふしぎ50のひみつ
監修 奈須紀幸/まんが 鵼(ぬえ)りつき

主人公のタイムくんは、旅をしながら「地球のどこかにある宝物」をさがすことになりますが、最後にタイムがみつけた宝物とは?

見開き2ページでひとつの「ひみつ」が完結するようになっています。不思議やひみつというよりも、世界遺産やめずらしい現象を、ひたすら紹介していきます。本の見返しには世界中のきれいな切手が印刷されていて、そこでも世界遺産のうち自然遺産が紹介されています。裏がわの見返しにはヨセミテも。

大自然のふしぎ50のひみつ、表紙

大自然のふしぎ50のひみつ、表紙

ストーリーらしいストーリーがなくても、子供は夢中になって読み続けました。知識が頭にはいるのが楽しいのかもしれません。ほぼすべてのページに1行の「まめ知識」があり、全体ですごい情報量になっています。この本は子供が学校の図書室で借りてきたのですが、こうした本なら、かえって飽きる事なく部屋に置いてあってもいいのかな、と思いました。

自然の素晴らしさを、ひたすら羅列することで、環境を保護する意識を考えようという本です。地球環境を守る理由は、地球が素晴らしいと感じることによるのであって、もしかしたら自分たちが生きていけるようにという利己的な発想ではないのかもしれないと感じました。