ただのUNOが、ものすごく嬉しかった日

ウノであそぼう 日記

仕事にストレスはつきものです。「え?それ、私のせいなの?」と疑問に思っても、すぐに解決することばかりではありません。次に同じ事故を起こさないように避けることはできても、心にささったトゲは、そのままです。

仕事のストレスは不可避な場合が多い

どんな仕事にもストレスはつきものですが、ストレスは真面目に取り組んでいる証拠でもあります。ベストを尽くしたいし、少しでもいいものを作りたいと思えば、無理もします。わたしの仕事だけかもしれませんが、人と衝突することも辞さない覚悟でいなければ、管理できない仕事なのだろうと思っています。こうしたイヤな気持ちも、覚悟の上。問題に立ち向かい、ときにはあきらめ、自分の目的の優先順位を明確にしながら、対処するしかありません。もう必死です。たまに、すごく逃げたくなります。

「UNOで遊んでもいいよ?」が意外に嬉しかったUNOにいれてあげるよ仕事を家に持ち帰って、しぶい顔の私に、子供がしきりに話しかけます。

「UNOで遊びたい人〜」「いまならUNOに入れてあげるよ」

など、いろんな言い回しで誘ってくれます。仕事を邪魔すると怒られるので、遠回しに言っていますが、「遊ぼ」という意味です。「ママと遊びたいのかな?」とわかりきっていることを訊いてみると、「うん!」と言って、にっこり笑います。もう、この笑顔でとろけてしまって、UNOを3回だけ一緒に遊びました。

誰のために仕事をしているか

小さな子供にとって、親がすべてです。そして親にしてみれば、自分のことを100%そのまま受け入れてくれる存在は、子供だけなのではないでしょうか。子供がかわいくても、仕事の問題はとうぶん解決しないままですが、少なくとも遠い問題に思えてきました。UNOに誘ってくれて、仕事の邪魔してくれて、今日はただのUNOがものすごく嬉しかったです。