子どもが何に感動するのか、大人になってしまうとイマイチ想像がつかないのですが、簡単なことで尊敬を得られることがあります。
コンビニで、おねだりされた小さなぬいぐるみ。一度は買わないよと突っぱねたのですが、いつのまにか誰かに買ってもらったようです。そこまでして欲しかったのなら、それでもいいかと思っていましたが、そのうち兄弟ゲンカをしはじめ、泣きだしたので理由をきいてみると、ぬいぐるみのパーツが壊れた、ということでした。そのパーツは、首輪(だとこどもが主張)。買ってきたときに付いていた、商品名のタグをつける為のチェーンのようなものですから、別に無くてもいいんです。
「じゃあ、ママが新しい首輪をつけてあげるよ。」
赤いリボンがあまっていたので、ちょうちょ結びにしただけでしたが、とてもよろこんでくれました。
たぶん、子供が誕生日かクリスマスにプレゼントをもらったときのリボンなのでしょう。開ける前の商品を包んでいたリボンですが、ぬいぐるみに結んであげても、再度よろこんでもらえます。
子供が大事にしているオモチャやぬいぐるみを、ちょっとだけ尊重してあげると、予想以上に喜ぶのですね。
このときのリボンですが、はずれやすくて、何度も結んであげるのが面倒になり、ついには結び目を糸で縫って固定しました。