うちの金魚はシンプルな金魚飼育「どんぶり金魚」。真逆の考えで、日常の手入れを必要としないバランスドアクアリウムも、とっても素敵です。横浜にある「はまぎん こども宇宙科学館」に究極のバランスドアクアリウムがありました。この科学館で最も美しい展示物は5階にあります。
生命のバランス、ふたをしめて173日経過
生体は、魚、エビ、水草が見られました。ライトを当てて水草が光合成で魚たちに必要な酸素をつくる。苔をたべて魚たちが排泄すると、それをバクテリアが分解して水草の養分に。
大きな球体に、小さな魚と小さなエビが、ほんの少しだけ。探さなければわからないくらいです。金魚だったら、この大きさでも足りないでしょう。この球体は「小さな地球」をイメージしているようで、水槽内の生命のバランスがたもたれていることを強調したパネルがありました。
生命のバランス、といいますが、私は水が生きているからだと感じました。水槽には水草がどっさりあればいい、と思っていたのですが、違うのですね。水草が多すぎても水が悪くなっていくように思います。
5階のフロアのはじっこにあります。ぜひ見逃さないで。科学が地球のありのままを賛美するかのような展示です。
はまぎん こども宇宙科学館
横浜銀行、はまぎんのネーミングライツ。素晴らしい制度。
- 《開館時間》9:30〜17:00(入館は16:00まで)
- 《休館日》第1・第3月曜(祝日・休日の場合、翌日火曜休館)、年末年始(12/29~1/3)、それ以外にも臨時休館あり
- 《入館料》大人400円、小・中学生200円(施設内劇場料金はさらに別料金)
- 《駐車場》1日700円、9:30〜17:00(最終入車は16:00まで)
- 《京浜東北線/根岸線》洋光台駅から徒歩3分、ほんとに駅のすぐ近く
車でいきましたが、駅のほんとにすぐ近く。地下2階から地上5階まで、たくさん楽しめます。展示もイベントも、内容がぎゅっとつまった濃い印象。1日かけて子どもが楽しめる施設。休憩スペースもじゅうぶんあり、慣れた家族連れは水筒とお弁当を持参していたみたい。私はカフェを利用しました。
コインロッカーがあり、荷物を預けるときに100円玉が必要。あとで100円はかえってきます。身体を使う大々的な科学遊具も多く、子どもについていくだけで、えらい疲労します。ぜひ荷物はあずけましょう。