自分で考えて組みあげたレゴは、子供にとって、なかなか壊しがたいようです。片付けるから、ブロックをくずしなさいと言っても、嫌だと叫ぶこともあります。
気に入ったものを、ひとつだけなら飾っておいてもいい、というルールを決めています。レゴを一時的に飾っておけるスペースを確保しているので、ひとつだけ選んで数日は飾っておきます。子供の気がすんだころ、見ていないところで片付けてしまいます。
コツは、くずす前にちょっとだけ隠してみることです。
子供からみえづらいところに、レゴ作品をよけておいて、隠されても気づかないようなら、片付けてしまいます。
「あれ?レゴがない!!」
と探し出したら、まだくずす頃合いではありません。
「こんなところにあったよ〜。」
と、しれっとした顔をして出してあげましょう。
親が子供をコントロールしているように思えるかもしれませんが、全然そんなことはありません。
作ったレゴ作品は「ひとつだけ」とっておいても良し、と決めていたのに、今では制作したレゴ作品のすべてを保存しようと、あちらこちらにレゴが積まれています。すでに「飾る」というより「積み込んで」います。
レゴの片付けでは、子供もかなりの抵抗をみせています。