書籍「どんぶり金魚の楽しみ方 世界でいちばん身近な金魚の飼育法」によると、著者の東京海洋大学の岡本信明先生は、「1週間も留守にすることがある」そうです。この本のなかでは、金魚のお留守番について、2カ所で述べられています。
1週間の留守の前、大きめの器に移し、2日前からエサをやめる。
これがコツなんだ!と思ったのは、9ページの「はじめに」のなかの話題。出張で1週間も留守にすることがある、と。そういうときは、大きめの器に移してエサを2日前から切っておくそうです。
うちのどんぶり金魚さんたちも、2泊3日くらいなら大丈夫でした(別記事:どんぶり金魚の留守番。2泊3日の旅行は大丈夫でした。)。
94ページの「お留守番の極意」でも、「留守にする数日前からエサをやめ、広い器に移しておけば」と解説してあります。
数日預けて、練習する
前もってエサを切っておければいいのですが、急に明日から出張、とか急に実家に帰る、となったときなどは準備ができません。そして、家を空ける日数も予定が立たないこともあります。
そんなときは、誰かに預けることを考えなくてはなりません。
水換え、器の置き場所、エサのあげかたなどを説明し、預ける練習をしてみます。すると、突然の出張でも金魚を預けるときに、より安心して預けられます。預けられるほうだって、練習しておいたほうがドキドキしないで預かれます。
より簡単な水換えを考える
水換えも、いろんな方法があります。本では、金魚は手で水ごとすくうのが基本だとされています。しかし、私の手では水ごと上手にすくえないので、計量カップを使って移動させるスタイルに落ち着いてきました。
カルキを抜くにしても、薬剤を使ったり、ビタミンCを使ったり、置き水をしたり、浄水器を使ったりと、さまざまな方法があります。水の温度を合わせることも説明すべきだと思います。
いま私のなかで、もっとも簡単な水換えは、就寝前に浄水した水を、どんぶりのすぐ横に置いておくことです。
カルキを抜いた水さえ用意できていれば、水換えは5分もかかりません。