子ども連れの旅行で、一番の気がかりは飛行機に長時間乗る事でした。
小学2年生と4年生の子どもを連れて、イギリスに旅行しました。いままで飛行機に乗った事はありません。直行便でも14〜5時間かかる距離を、どうしたらイスにすわっておとなしくさせられるか、非常に悩みました。飛行機対策を企画、実行した結果です。
考えていた対策
- 今まで持ったことのない携帯ゲーム機を買い与える
- レゴブロックを持ち込む
- 折り紙を持って行く
- マンガを持って行く
- ドラマや映画をPCやスマホに入れて行く
- iPadを買い与える
このなかで、ゲーム機とはDSを考えていました。いまではたくさんの種類が売られているDSのシリーズ。3Dゲームには健康上の不安もありましたし、はじめてのゲーム機で具合が悪くなるのが、はじめての飛行機(しかも国際線)という状況は避けたいです。また、ゲーム機の種類によって、ソフトも購入するのか、旅行後はゲーム機を解禁するのか、など家族で話し合いました。
レゴブロックは、機内でばらまいたときに面倒だな、と気づき却下。折り紙はメリットこそあれデメリットがないので採用。マンガは読んだら捨てて帰り荷物にならないようにしようと相談しました。ハードディスクに録画してあるドラマをスマホやノートPCに移動させることも検討しましたが、見た事のあるものを見るのも気がすすまず、やめることになりました。iPadを購入することも考えましたが、手持ちのノートPCで代用できるので、それでもいいかな、と考えました。
実行にうつした対策
- 手持ちの古いDSと手持ちのソフトを持参
- スマホにゲームアプリをダウンロードしておいた
- マンガを持参
- 折り紙を持参
ゲーム機は「飛行機の機内のみで使用」というルールに落ち着いたので、コストを一切かけずに、手持ちのDSを持っていきました。子どもが生まれる前に買ったDS Liteです。ソフトはドラゴンクエストの古いもの。ドラゴンクエストのメインタイトルはスマホで遊べることを知ったので、ドラクエ1と2のみスマホにダウンロードしました。成田空港の書店でマンガ雑誌と単行本を1人1冊づつ購入し、捨てて帰ろうと決めました。折り紙も書店で購入。
長時間のフライトで、子どもがした実際の暇つぶしとは
- DSはかなり有効
- マンガも作品をうまく選べば大丈夫
- スマホのゲームは有効
- 機内のゲームはかなり有効
まずは、古いDSのドラクエ4は役に立ちました。また、スマホにダウンロードしていたドラクエ1と2も大活躍。はじめてゲーム機やスマホで遊んだので、もう夢中。マンガも、たまたま全員が知っているものでしたので、3冊を回し読みしました。
また、飛行機のシートに液晶とゲームのコントローラーがついており、映画を観たり、音楽をきけたり、ゲームができました。このゲームが単純で非常に面白かったようです。
マンガは捨てて帰るつもりでしたが、思いのほかスーツケースやリュックがいっぱいにならず、スペースがあったので持ち帰ることにしたようです。子どもが自分のリュックサックに入れていました。具体的に購入したマンガは、「週間少年ジャンプ」「殺せんせーQ!(1)」「7つの大罪(26)」でした。小学生男子を連れての旅行の方、マンガもゲームも、かなり役立ちますよ。
実は直行便でなく乗り換えありの長時間フライトだった
直行便はかなり飛行機代がかかります。はじめは子ども連れだとしょうがない、と思っていたのですが、工夫次第でいけるんじゃないかと考えるようになり、努力してみました。
飛行機に乗っていた時間は、片道17時間。直行便と比較して2〜3時間くらいの差しかありません。トランジットの時間をいれても4〜5時間の差です。
眠ったり、機内食を食べたりしているので、乗っている時間17時間ぶんのヒマつぶしが必要なわけでもなかったように思います。
飛行機で充電できた
エティイハド航空の飛行機は、シートにUSBの差し込み口とコンセントがあります。DSを充電できました。コンセントは何種類かの企画に対応する形状で、日本のコンセントも変換機なしでそのまま使えました。ゲーム機やスマホを充電できて、これは非常に安心できました。ノートPCはアダプターの重みでうまく挿せませんでしたが、手で支えると充電できました。
成田エクスプレスでも、座席にコンセントがありました。これも助かりました。