夏休みの自由研究は、そろそろ大詰めです。今年も恐竜で自由研究にのぞみます。
福井県の恐竜博物館のフクイラプトルの動く復元模型
福井県は恐竜が発掘され続けています。このフクイラプトルは、肉食恐竜。ティラノサウルスの復元模型もありますが、フクイラプトルの復元模型も見ることができます。動くティラノサウルスを写真に撮ったら、動くフクイラプトルもぜひ撮影しておきましょう。
動くんです。恐竜は、外見の解釈にも歴史があり、さまざまに変化します。この模型も10年後には変わっているかもしれません。
動く復元模型はこれだけでなく、肩にトゲのあるトゥオジャンゴサウルスや、高い木の葉を食べる首の長い恐竜など、ジオラマのような展示があります。
ガチで化石が出る、発掘体験
福井県だけではないのですが、手取層群と呼ばれる地層から豊富に化石が発掘されています。野外博物館ツアーでは、恐竜博物館からバスで発掘調査がされている現場に行くことができます。そこでは、発掘作業を体験することができます。
私たちが予約した日は激しい雷雨のため、ツアーは中止でしたが、昨年の発掘ツアーは非常に楽しかったです。ツアーに同行している、一見かわいいバスガイドさんは、実は博物館の学芸員だったからです。おすすめです。
やっぱりティラノ
肉食恐竜のあたりは、やはり見ていても面白いです。ティラノサウルスと他の獣脚類を比較しても、ティラノは「でかいな」と思います。スピノサウルスはもっと大きかったのでしょうね。
ティラノサウルスの化石の産地は北アメリカです。日本では見つかっていませんでしたが、九州でティラノサウルスのような肉食恐竜の牙が見つかりました。あきらかに大きな牙なので、大型の肉食恐竜だと期待しています。福井での発掘調査で大型の獣脚類が出る可能性も大きく感じられました。
恐竜の卵は、常設展でも見ることができる
今年の特別展は恐竜の卵がテーマ。もちろん見ました。子育てした恐竜の様子がわかるので、親子で行って楽しく見ることができました。特別展がおわっても、常設展示されている卵の模型もあります。
鳥の卵のように、殻を空気が通っていたと考えられていて、白身と黄身もありました。
鳥の祖先は恐竜だとして、空を飛ぶ翼竜はなぜ生き残っていないのか。飛べることが生き残った要因ではないのではないか、というのが今年の恐竜博物館の感想です。