プレステ4版のマインクラフトを立ち上げると、規約に同意する画面に行きます。世界中にファンの多いゲームらしく、ネットを介するマルチプレイでは、周知の問題があるようです。まさか、そんな問題に対しての発言が、規約のページに出てくるとは思いませんでした。意外でした。
「はっきりさせておきたいことがある」
いつもなら、あまり読まずに(読まなきゃいけないんだけど)飛ばし気味でスクロールして、同意ボタンを探すんですが、思わず見つめてしまいました。
「本題に入る前に、はっきりさせておきたいことがひとつあります。」
ええ!?
思わず引き込まれて読み進めてしまいました。
マルチプレイにしていると、仲間が同じ世界にいるわけです。誰かが頑張って作ったものを勝手に壊したりできるし、同じことを仲間にされたりする、と。
どこにでもいるんですよね、そういう感覚の人。
そういう嫌な人と遊んだばっかりに、マイクラが嫌いになってしまうかもしれない。こんな面白いゲームなのに。制作者たちは、それはそれは怒りに燃えたんでしょうね。
「時にはすべきでないことをする人もいる」
まずは、そうした人たちがいるというのは事実なんだと言うところもすごい。まずゲームに入る前に、嫌な面もあるんだと警告している。公式サイトで発表したりするのではなく、商品に含まれて配布されてるのですよ。
自分たちの作ったゲームを、愛してるんだなあ、と感じました。だから、よっぽど強く怒ってるんでしょう。
「好ましくない行動をとる人とは遊ばない」
場合によっては、わざとではないかもしれません。本人は、一緒に作っているつもりでも、その仲間は、一人で作り、残したい部分かもしれない。
インターネットの世界は広いので、無理に遊ぶ相手を限定する必要もありません。嫌な行動をとる人とは遊ばなければいい。同感でした。
家族だとどうでしょう。ケンカになったら、クールダウンするために時間を置くかもしれません。でも、「もう一緒に遊ばない」というのはできません。
マイクラが一緒に楽しめるように、話し合うしかありません。
兄弟げんかになっても、「どうしてもゲームがしたい」気持ちがあるため、我慢強く話し合いしようとしています。
楽しむためのゲームですから、とことん楽しく遊んで欲しいのです。