ミジンコ飼育。これが意外に楽しくて、毎朝ベランダに出てチェックします。ピョコピョコ動いてると「生きてる!」と嬉しくなります。もちろんメダカも格段に体調がいいです。
ミジンコ飼育に踏み切るまで
子供が「メダカのためにミジンコ飼っちゃう?」としつこく数回にわたりアピールしてきたため、ミジンコ飼育に踏み切ることになりました。
ハードル高いなと思いつつも、彼がリクエストしたからだけでなく、自分でもずいぶん前から疑問に思うことががあったからです。「果たしてこの餌は大丈夫なのか」ということです。輸入もので成分も確認できません。人口餌もありがたいけど、その餌をよく食べる個体と食べたくなさそうな個体がいるのが気になりました。
青水になってるから餌を控える?国産の餌を買う?いや、ミジンコだろう!たぶん!
ミジンコを求めて遠出する
ミジンコのネット販売もたくさん見かけましたが、ミジンコがどのくらい宅配の移動に耐えられるかわからない。さらにいろいろ調べた結果、埼玉にある有名なメダカ屋さんでミジンコを売っていることがわかりました。そこのミジンコは質も良さそう。それで埼玉まで行っちゃったわけです。
温室の中に、いまだかつて見たこともないほど、たくさんの種類の綺麗なメダカが並んでいました。しかも、泳ぎが早くて、メダカがめっちゃ元気。テンションが上がります。
ミジンコを買いに来たんですとスタッフの人に伝えると、すぐにたくさん掬ってフレッシュなまま飼育水ごとパッキングしてくれました。青水があれば増えるだろうと思っていたのですが、そうでもないらしく、スタッフの人に「絶対コレ必要だから」と勧められた商品(ミジンコエナジー)も一緒に購入。それが、良かったのですよ。ミジンコ爆増だし、青水もすぐできる。もちろんミジンコを手に、自宅に直行。寄り道なんてしません。
ミジンコ飼育容器をセッティングした
なるべく教えてもらった通りにミジンコ容器をセット。プロは、トン単位のプールをいくつも使ってミジンコを増殖させるけど、家庭用のやり方を教えてもらいました(わかりやすかった!)。動画もチェック。
分量を多少変えてみて、その環境と容器に合った条件を探るよう実験するといいらしい。全滅も防げる。小さなボトル6つ、7リットルの米櫃3つでセットして、1週間様子をみました。いくつかの容器の立ち上げは日にちをずらしました。
ミジンコが増えた容器は
そのうち小さなボトル3つでは、ミジンコが生きていはいるけれども、増えないようでした(ミジンコは取り出してメダカの水鉢へ)。青水がすぐに薄くなりましたから、栄養分を食べ尽くしてしまったからでしょう。
米櫃3つと、ボトル2つで爆増。しかも同時に。立ち上げの日にちもずらしたし、分量も変えているのに、なぜか同時に増えてる。
残りボトル1つは、ほどほどにしか増えないけど安定して生きてるみたい。このほどほどボトルは、もともと余ったソイルと少しの水草が入っていました。水も青くなってきちゃったところに、ミジンコを入れてみたのでした。
小さい水草入りのボトルにミジンコを確保していれば、いつでもミジンコは増やせるでしょう。
もうじきミジンコのシーズンオフ
ミジンコは真冬でも増えるのでしょうか。そもそも11月になったら、メダカが餌を食べなくなるので、ミジンコを増やす必要はなくなります。なので、春まではミジンコ飼育もお休みになります。なんとか食べきって、いいタイミングで容器を片付けなくては。
ただし、水草とソイルが入ってるボトルでは、しばらくの間、ミジンコを鑑賞目的で飼育することでしょう。
ミジンコ飼育の容器は水量が多ければ多いほど成功率が高いそうです。しかし、複数の容器で同時に爆殖期を迎えると、もうメダカが食べきれない量になりますので、7リットルの米櫃で十分でした。ちなみに現在、メダカは5匹のみ。
次の春にミジンコを始める時は、ミジンコエナジーはお茶パックに入れておくことを忘れずにおきたいです。リセットしやすく、ミジンコを網で掬うときも、まき上がりません。