毎日のお世話が簡単な、どんぶり金魚。どんぶりですから、水を全交換するのは簡単ですが、毎日毎日ずーっと水を交換しつづけるのは簡単ではないかも。
風邪をひいても休めないし、何日か家を空けることもあるでしょう。どんぶり金魚を会社のデスクで飼っているなら、土日は水を交換できません。そんなときは、どんぶり金魚に「お留守番」してもらうための準備が必要です。
どんぶり金魚のお留守番に必要なもの
いつもより大きめの器(我が家では黒いバケツ、容量4リットル)
準備する手順
お留守番の前日はかならず餌を控えます。そして、家を出る直前に水を交換していきます。金魚にお留守番してもらうバケツは、気温が激しく上下しないところに置きます。
金魚は数日くらい餌を食べなくても大丈夫。我が家では週末は餌を与えません。大きめの器(バケツ)に移動してほっときます。前日に餌を控えると、水の汚れが少なくなるので、普段の器より水量の多いバケツで2日くらいのお留守番をしています。
しばらく餌をあげられないから、出がけに餌を多めにあげたいかもしれませんが、絶対あげてはいけません。「餌を切る(あげない)」ことが旅行の直前に必要です。
金魚のお留守番ができると、飼い主も気がラクになる
まずは週末に、1日餌を切ってみて様子をみてみました。ちょっと不調だった金魚の体調が持ち直したくらいです。週に1〜2日、水を交換しないですむことがわかって、私は気が楽になりました。風邪をひいたり、旅行に行ったりもできるからです。
お留守番のリハーサルをしてみた
どんぶり金魚には、飼い主がすべてです。お世話できない日が急にくるまえに、お留守番を練習してみると、安心できます。どんぶり金魚の本にも、数日の旅行にいくための方法がありましたが、まず家で観察できる状態で練習してみました。
餌を切ってみて、水を交換しないまま、バケツの金魚が大丈夫か観察してみました。餌は1週間あげなくても大丈夫。体調が悪いときに塩水浴しますよね。1週間は餌を切るという経験がありますから、餌は気になりませんでした。
お留守番の練習/水の汚れを観察
餌を切った翌日、水を交換しました。前日に餌を切って、水の汚れが少ないことにきづきました。でも全く汚れないわけではありません。餌を切っても、グレーの金魚は翌日にはフンが見られず、翌々日にフンが出ていました。素赤のほうは、餌を切った翌日にフンが出て、翌々日は出ていませんでした。
金魚によってもフンの出方がちがう。そのときの体調もあるようで、週末に餌切りしていますが、いつも同じではありません。
お留守番の練習/気温の変化が少ないところを探す
窓際で日光が当たると、どうしても水温が大きく上下するので、部屋のまんなかあたりにあるテーブルの上に置いていくことにします。もちろんブラインドは閉めて、部屋の温度が上がらないようにします(夏ですから)。空調をつけていくことも検討します。
お留守番の練習/部屋の換気
部屋を閉め切った状態で観察したことはありませんが、私は部屋の換気も重要だと思います。出かける直前には窓を開けて一度換気をして、換気扇は回していこうと考えています。
誰かに金魚を預ける
どんぶり金魚のいいところは、持ち運びがしやすいところ。誰かに預けることができると、さらに安心できます。近所に住んでいる姉に頼むときは、どんぶり金魚の本と少しの餌も一緒に渡します。預けているあいだは(数日なら)餌はあげなくてもいいと思いますが。