8月の暑い時に国立科学博物館にいきました(8/16にいきました)。小学生2年生の自由研究にもいいだろうと行ってみたら、大人も楽しめました。こんど大人だけで行こうかと思うほど面白かったので、日記に残します。
常設展入場料
大人620円、なんと高校生以下は無料。夏休みで子供がたくさん来るわけです。
開館時間[上野本館]
9:00〜17:00、入館は16:30まで。金曜日のみ9:00〜20:00、入館は19:30まで。
休館日
基本的には月曜が休館日なのですが、2015年8月は休館日はありません。9月や10月に祝祭日がありますが、そうした日は開館していたりするので、公式サイトのカレンダーで確認するといいです。月曜が祭日だと火曜日に休館したりもするようです。
感覚に訴える展示
この恐竜の骨格を囲んで、部屋を一周ぐるっと巨大スクリーンがあります。最初に、地球が生まれてからの歴史を映像でおおまかに把握できました。映像の真ん前に設置してある表示もぜひよく確認してください。すごくわかりやすいです。
壁一面にぎっしり展示が。さらに天井を見上げると、魚たちが泳いでいます。順路を矢印で示す必要もなくて、模型と一緒に歴史を泳いでいるみたいで、ほんとに幻想的。
足元にも表示があります。上を見ても下を見ても、展示。マンボウは、下から見てるのでシルエットが細ながいです。天井に吊るしてあるものは、下から見たように表現されていて、壁面上部に展示してあるものは、横から見たように。このマットをデザインするときに、ちゃんとそこで見ている子供を意識して作ってくれてるんですね。
自由研究のヒントがごろごろ
素敵だと思ったのは、文字パネルの見出し。すごくかっこいい。
現存する生命の「しくみ」はただ一つである。
パネルを追っていくだけで、実は夏休みの自由研究のヒントがたくさんあるように思いました。これだけのたくさんの生き物が地球にいるんだという展示があって、恐竜の骨格から、植物、昆虫の標本、それらすべてがたったひとつの「しくみ」なんだと。本当にもっとゆっくり見たかった。
これも、素敵だった。「自然選択は進化に方向性を与える。」
4〜6歳の子供と親が楽しむ展示室、コンパスってなに?
かわいいカラフルなイラストがありました。「コンパス」って何?という看板でした。4〜6歳の子供と保護者が一緒に利用できる展示室で、整理券を1階でとってくるようです。残念ながら、この日はもう整理券がとれず(満員)、あきらめました。12歳までの子供も一緒にはいってもいいようです。45分入れ替え制で、中の人数もかなり制限していますので、入れたら快適に展示を見られます。
開室時間は細かく別れています。もし兄弟連れで、下の子が4〜6歳くらいなら、ちょっと上の子に合わせてもらって、利用できると楽しいと思います。
小学生と未就学児では展示を見るペースが違う
お兄ちゃんは、じっくり見たい、しかし未就学児の弟はまだ字が読めないので、あっという間に進んでしまいます。大人もじっくり見たいのですが、小さな子供と同じペースにはなりません。どこかで時間を調整するなら、いったん二手に別れて落ち合うといいと思います。待ち合わせ場所と時間を決めないと、まず上手く会えないのできちんと決めておきましょう。
子供から目を離せないので、小さな子供と来るのに博物館は向いていませんが、コンパスの中には、ちゃんと恐竜の展示もあって、博物館らしい楽しみがあります。もし子供が小さいからと迷っているなら、短い時間の観覧にしてはどうでしょうか。どうせ全部は見られません。また、安全管理について、しっかり注意事項に目を通して、怪我やトラブルのないように利用するよう、看板に記載されています。
パラソルガーデンのパラソルは故障していた
パラソルガーデンで休憩できます。レストランが90分まちでしたので、こうした休憩所で飲み物を飲んだりおにぎり食べたりしました。暑い日なのに、パラソル12本中4本のみが開いてました。暑い日でなければいいのですが、もし暑かったら1階まで降りて自動販売機のある休憩所のほうが、木陰で涼しい風がきてました。
「90分待ちです。」と言われたレストランは、きっちり90分で名前を呼ばれました。あまりの正確さにびっくりしました。