朝一番に家を出るのは次男。
毎日、学校に行かせることって結構たいへんです。さらに、毎日お弁当を作ってるお母さんたちには尊敬しかありません。我が家では昼食代を渡して自分でなんとかしてもらうこともあります。しかも、実はお弁当はお父さんが作ってくれています。ほんと感謝しかありません。
「行ってらっしゃい!」とりあえず次男を、今日も無事に遅刻せずに家を出発した、と安心していたところ、次に出発する長男がリュックにお弁当を入れています。
なぜだ?お弁当がテーブルの上にひとつ余っている。
どうして?さっきお弁当のおかずの話を父親としてたよね? それよりあの子、お財布持ってるの?
急いで次男にメッセージして、お財布持ってるか連絡。どうもお財布は持っていないが、友達に借りると。いやいや、パスモ(交通ICカード)にチャージしてあるなら、それ使え。という連絡をしました。「分かった。学校の行きがけにドンキ行ってくる!」(なぜドンキ?)
長男、父親と一緒に、ひとしきり笑った後、長男も学校へ、父親も会社へ。
ちょっとストレッチでもするか〜とヨガや整体の動画を探していると、今度は長男から深刻な様子で電話が来ました。
「運動会のクラスTシャツ忘れちゃったから、学校まで持ってきてくれない?」
今日、運動会だよね?
この雨の中、電車に乗って届けに来いと?雨だから保護者の参観がなしになった運動会に?これって「お母さん、間違えてきちゃったのね」的な目で見られる、絶対。そう思いながらも、スマホ持ちながら、派手な黄色のクラスTシャツを捜索。しかし、見当たらない。家に忘れたのではない、これは学校にあるに違いない、と思い、よく探せと伝える。
「あ、友達が1枚余分に持ってるって。それ借りるよ!じゃね!」
なぜ2枚持ってる?クラスTシャツを。
次男のお弁当忘れを笑っていた長男は、焦りまくって電話してきて、自己解決し、電話が終わりました。
忘れてしまう、に理由は見つけられない
人は、なぜ忘れるのか。
いや、忘却は人類の能力だ。
はかり知れない人類の忘却力とは別に、なぜ、うちの子は忘れものするのか。そこには心当たりがないわけでもない。
私に似ちゃったからでしょうね。すまぬ!
こうして子供たちの帰宅と父親への報告を楽しみに家で過ごしてます。答えの出ないいくつもの謎が深まりながら、帰宅した子供たちと、もう一回笑うのでしょうね。