10月12日のお会式は、日蓮宗の大きな法要です。町中に夜店が並び、あまりの混雑と広さで、すべての夜店をまわれたことは、私は一度もありません。地元には日蓮宗のお寺がたくさんあり、万灯を出して本門寺まで練り歩きます。
毎年見ているので、万灯といえばこのスタイルが当然と思っていたのですが、日蓮宗のお会式の万灯は独特のスタイルだそうです。中心の五重塔(いろいろな形がある)の内側から明かりが灯され、傘のように骨が広がり花で飾られます。この花は、桜を表しています。遠くから近づいてくる万灯は、とても綺麗で、目の前を通る時も迫力があります。
6時を過ぎたあたりから万灯が通り始め、夜中まで続きます。今年は最初の万灯から見ることができました。最初に練り歩いていたのは、こどもたちでした。
こどもは夜店で、おもちゃ、わたがし、かきごおりなどを買い、大人はビールとおつまみです。子供がおもちゃを買うなら、この店、綿菓子買うならここ、と毎年だいたい決まった店を目当てにいきます。早めの時間に解散しようとしていた帰り道に、テーブルのあるかわいい出店カフェがありました。アルコールメインでなくて、自家製のジュースやサンドウィッチのお店だそうです。御会式ではめずらしい。混雑している場所から少しはずれていたので落ち着いて休めました。来年もここで休みたい。