Outlander 登場人物|ロード・ジョン・グレイ

Lord John William Grey

ロード・ジョン・ウィリアム・グレイ。1729年生まれ。色白で金髪、まつ毛が長く、小柄で華奢。名門一族。母はメルトン公爵夫人。

公明正大で、優しく、ジェイミーにもクレアにも信頼されている。ジョン・グレイはジェイミーに想いを寄せるが、かなわないこともわかっている。その上で、友情を守る誠実な姿勢に、アウトランダーの登場人物でも高い人気がある。

ジェイミーがカローデンの戦いで死ななかったのは、ジョン・グレイの兄が助けてくれたから。ジェイミーはジョン・グレイを捕らえつつも、情報を引き出したのち、殺さずに解放した。カローデンでは恋人のヘクターが亡くなっている。ジョン・グレイが、身につけているファセット・カットのサファイアの指輪は、ヘクターがジョン・グレイに贈ったもの。この指輪は後年、ジェイミーに贈られ時の旅のお守りになった。

1755年からアーツミュア刑務所の所長を務める。アーツミュアでは、囚人のジェイミーが任務中にサファイアを手にするが、没収。そのサファイアを後年までチョッキのポケットに入れて、ずっと大切に持っている。

ブリアナとジョン・グレイは、偽装婚約したことがある。ブリアナは、ジョン・グレイのことを結婚相手として2番目にランキングしていることを、いとこのヤング・イアンに語っている。