子離れを喜ぶべきでも、ちょっとさみしいとき

沼地のポリスステーション 日記

次男の高校で研究発表がありました。

当たり前の話ですが、一人で仕上げてました。

私も主人も仕事でのスキルを考えると、かなり息子の発表資料をチェックしてあげられます。でもそれってズルじゃないですか。

ちょっとでも目に入ると何か言いたくなってしまう私のことを、息子はよくわかっていて、なかなか見せようとしませんでした。ズルが嫌なのか、私の指摘の厳しさが嫌なのか。ま、両方でしょう。

発表は、そこまでひどいものでもなく、時間も設備もない中でささっとまとめてありました。高校生ですから、どの子もそんなもんです。それでも本人はできなかったことをちゃんと自覚していて、学校では平気な顔してましたが、家ではかなり凹んでいたと私は読んでいます。

「ああ、指導してあげたい!なんなら(ダメだけど)代わりにやってあげたい!」という手伝いたい気持ちを抑えるのに大変です。

私は仕事柄、優劣に嘘はつけないので、黙って見守ることにしています。これがツラい。

泣きそう。

私はラッキーなことに仕事で論文を書く機会がありました。それまで勉強してきた自分の分野とは全然違うものだったので大変苦労しました。もうひどいもんで今も見直したくない。誰にも指導してもらえない状況で、よく乗り切ったと思います。その直後に大学院に戻ったのですが、指導して下さった教授のおかげで、本当にスムーズだったのを覚えています。

研究する、って環境が大きいのですよ。当たり前です、初心者なんだから。

励ますしかできない。

あ、ツラくなってきた。