子供が母親をかばうとき

日記

腰が痛くて辛いときに、家族がもみほぐしてくれる時があります。
とても嬉しいものなのですが、ツボを的確におさえてもらうと、気持ちよさと同時に痛さもあります。

「イタタター!」

と嬉しい悲鳴をあげている私の横で、本を読んでいた次男。たまりかねたように、突然大きな声を出しました。

「痛いって言ってんじゃん!」

どうしてママに痛いことをするのだ、許さんぞ、とばかりに、父親に言ってくれました。うちの次男はまだ小学生。家族で一番小さく、性格も温厚な彼が、珍しく大きな声を出しました。

主人も私も、大丈夫なんだよ、と必死で説明しながらも、おかしくておかしくて、つい顔が緩んでしまいました。