エルマーのぼうけんシリーズは3冊あり、「エルマーとりゅう」「エルマーと16ぴきのりゅう」へと続きます。続編を子供に読みきかせてくれていた主人が、「りゅうを助けるくだり、あっさりしてるんだなあ。」とつぶやいたのをきき、私は驚きました。たしかに続編では、今までのあらすじとして、りゅうを助けたことが書かれているので、1行くらいで「りゅうをたすけました。」とあっさりしてます。
ルース・スタイルス・ガネット さく
ルース・クリスマン・ガネット え
わたなべしげお やく
父親はエルマーシリーズの1冊目を読んでいなかった
そこで、最初の1冊を主人が読んでいないことに気がつきました。私ももちろん子供のころも持っていましたし、子供たちも学校や保育園に本がありすでに内容を知っています。家にもあります。エルマーがかわいそうなりゅうを助けるために、リュックにいろんな道具をつめて島へぼうけんの旅に出る話です。りゅうをたすけるエピソードは、あっさりしてません。
お父さんが読みきかせするのにぴったりな本
読み返して、いまさら気づいたことは、原題が「My Father’s Dragon」とあり、なんとFatherとはエルマー自身のことで、「父親の子供の頃のはなし」なのです。この本は、父親が小さかった頃の話を、自分の子供にお話ししてあげる、という始まり方をします。まさに、お父さんの読み聞かせにぴったりの本なのです。そのことを彼に伝えると、少し嬉しそうにしていました。今日もきっと、主人が子供におやすみの読みきかせをしてくれると思います。
エルマーのぼうけん
コメント
[…] ドラゴンが好きなようで(私も好き)、ドラゴンと友達になる児童書「エルマーのぼうけん」シリーズは繰り返し、読み聞かせています。色のコーディネートなど、まったく気にせずに楽しんでいます。 […]