読みました「エジソン」

エジソン表紙 読んだもの

エジソン表紙伝記もので、子供がエジソンを読みました。小学校で、読書を推進するキャンペーンがあるようで、1ヶ月で10冊は読んだのではないかと思います。

「エジソン」
桜井信夫 文

この本は、小学2年生が自分で読めますし、読みきかせてもいいと思いました。子供が読んでいて、面白かったというので、私も読んでみました。

特撮番組のチカラを借りる

仮面ライダー・ゴーストは、過去の偉人の能力を借りる、という設定があるので、エジソンやニュートン、宮本武蔵といった偉人に、子供が興味を持つのではないかと、先回りして図書館で下見していました。案の定、図書館に連れていって伝記ものの棚に誘導すると、自分から「あ!エジソンだ!」と探し始めました。エジソン読んだ

エジソンの細かいエピソードが記載されていた

伝記も数冊あるなかで、この本はエピソードが具体的で細かかったり、母親との関係が描かれていたり、子供にとって親近感がわくのではないかと思いました。小学校を退学になっても母親が勉強を教えたり(牧師の娘だった)、新聞を売りながら図書館で本を読みあさったり、友達が驚くほどいなかったり。また、汽車のなかに実験室を作って火事になりかけたり、命の危険があるようなことも数回あったそうです。

2部構成になっている

後ろからも読めるようになっています。後半は、エジソンについて詳しいことがデータとしてまとめられていました。ここがとても見やすくて、他にもエジソンの伝記を子供が読んだようですが、「あのエピソードも書いてない、これも書いてない」と比較していました。詳しく載っているので、子供は満足したようです。

行動力と好奇心を親がつぶさないこと

子供のためには、好奇心を大切にしてあげたらいいのだろうな、と思いました。おそらくエジソンが現代に生きていたら、何かの病気を疑われたかもしれません。しかし大人になってみると、子供の頃の好奇心と行動力を持ち続けたまま、うまく社会を生きていたように思いました。大人になって、自分を生かせる職業に就くかどうかは、実は親にかかっているのかも知れない、と責任をずしっと感じてしまいました。世界的な賞をもらったことよりも、豊かな人生を送ることができたことが、素晴らしいと思います。

エジソン